「シン・ウルトラマン」がおもしろそうだと、ひっそり思っている。
庵野秀明の「シン・ゴジラ」がおもしろかったから(3回観た)。
庵野秀明と言えば「エヴァンゲリオン」だけど。
あえて「エヴァ」の世界の扉は開けないようにしている。わたしには手に負えない気がして…。
2年前、コロナの影響を受けて「風の谷のナウシカ」が映画館で再上映されることになった。
「ナウシカ」はテレビで何度か観ているけれど、どうもあやふやなところがある…。
スクリーンで、集中して今一度しっかりと観たい!と強く思った。
大きなスクリーンで観られるなんて、こんなチャンスは滅多にない、とも思った。
のっぴきならない理由がある時だけ、ひとりでも映画館に入ることができるわたしだ。
…ナウシカ、かっこよかった。
わたしの中のジブリの好きなキャラクター、ダントツ1位に急上昇だ。
で、宮崎駿と師弟関係にあった庵野秀明が「巨神兵」のシーンの担当だったのは有名な話。
それをふまえて、巨神兵が出現して崩れ落ち爆発させるまでのシーンを鑑賞したことだった。
おお…なるほど…。
そんなこんなでジブリを通して「庵野秀明」に興味を持っている。
1年くらい前にNHK「プロフェッショナル」の「庵野秀明スペシャル」を、一応録画保存してあった。
きっと観たい日が、いつか来るだろうという予感があったからだ。
それが今日だった。
内容は「シン・エヴァンゲリオン」の制作現場の取材が主だった。
が、「庵野秀明」という人を少し知ることができた。
思っていた通りの変な人だ。
そうでなくっちゃ、とも思う。
同世代なので、見てきたものが共通している。
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庵野さんが幼少の頃、父親が事故に巻き込まれて左足を切断したそうだ。
父親は世の中を恨み、それを庵野さんにぶつけることもあった。
庵野さんはテレビの鉄人28号などを観るのが好きな少年だった(家族で出かけることがない為)。
自分でもロボットを描いたりするようになったが、そのロボットは腕や足が壊れて取れている。
「どこか欠けているのが好きだった。」
「全部がそろっていない方がいい」、それは親を肯定したい気持ちがあったのだろう…と自分を語るところが一番心に残った。
「親を肯定したい」という子供心が、なんだか切なく悲しい。
漫画家の安野モヨコが奥さんだとは知らなかった。
庵野さんのことを「ほっといたら死んでしまう」と思ってお世話をしているらしい。
そうであろう…そうであろうと頷くわたし。
NHKの「プロフェッショナル」の「庵野秀明スペシャル」、なので1時間15分もあった。
おもしろかったのは、NHKの番組スタッフのカメラマンに庵野さんが指示したり、「今までと同じじゃ面白くない、面白い番組になってもらいたい」と取材の仕方に申し入れするところ。
だって、その結果この番組自体の制作の出来栄えがすごいことになっていた。
庵野さんに気を遣うというか、庵野さんに対抗するような構成、演出、カメラアングル。
だからスペシャル番組になってしまったんじゃないかな…と推測する。
番組の冒頭、ナレーションで「…密着を始めて間もなく、私たちは悟った…。この男に安易に手を出すべきではなかった…と。」の意味がすごくわかった。
そんな庵野さん脚本の「シン・ウルトラマン」、ますます観たい。
![](https://neko-no-jimusho.com/wp-content/uploads/2022/05/DSC_2020-1024x512.jpg)
みのちゃんのTシャツ(着倒してるけど!)
ウルトラスラッシュが胸ポケットの中に入っている。
数えたら、10個も。
コメント
同世代の夫が「シン・ウルトラマン」を見たい見たいと言ってるから近いうちに見に行くつもり。
庵野さんがエヴァを撮った事くらいしか知らなかったから興味深く読ませてもらったよ😁
次は「シン・仮面ライダー」らしいね。 みのちゃんのTシャツかわいい💞