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ポランの広場の夏まつり

本・映画

 きょうは朝散歩に付いて行った。

健康のために健康公園だ。

この公園も…!一面にシロツメクサの花が咲いている。

この景色を見ると、いつも思い出し口ずさむ歌がある。

   ♪つめくさの花の咲く晩に

    ポランの広場の夏まつり

    ポランの広場の夏まつり

作詞は宮沢賢治。

    ♪酒を吞まずに水を呑む

    そんなやつらがでかけて来ると

    ポランの広場も朝になる

    ポランの広場も白っぱくれる

 小学5年生の時の国語の教科書に「宮沢賢治」のことが載っていたので、予習として伝記を読んだ。

たぶんその時からだ、宮沢賢治のファンになったのは。

担任の先生に「ポランの広場」の歌も教えてもらった。

その時から歌い続けているのだな。

37歳の若さで亡くなった宮沢賢治だが、たくさんの詩や童話を残した。

その詩や童話の世界が大好きなのだ。

童話と言っても、とても小難しい(詩はとんでもなく難しい)。

ストーリーを説明するのも難しい。

でも、読んでいるとそのお話の世界に入り込み、何とも不思議な気持ちになるのだ。

例えば有名な「銀河鉄道の夜」というお話がある。

その最初のくだりから、わたしはジョパンニの気持ちになって涙目になってしまう。

それぐらい強烈な世界なのだ(わたしにとっては)。

 名作がたくさんあるが、なかなか映像作品にならない(作る必要も無し)。

賢治の世界を表現するのは困難なのだ。

若くして亡くなったけれど、作品が永遠に生きていることが素敵…。

(生きている間に作品の報酬はほぼ無かったらしい。)

 ちなみに、このブログの「ねこの事務所」は童話の「猫の事務所」から拝借した。

擬人化した猫や動物がよく出てくるのも、賢治の童話の特徴。

猫や鳥や生き物だけでなく、電信柱までしゃべる(「月夜のでんしんばしら」)。

小難しいことを面白くしゃべる、不思議な世界に引き込まれる。

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