「舞妓さんちのまかないさん」は今Netflixで観ている連続ドラマ。
主人公は16歳の女の子ふたり。ひとりは舞妓さんを目指して、ひとりはまかないを作る方になった。
厳しい修行の話かと思いきや、そんな雰囲気ではない。
舞妓を目指す「すーちゃん」は素質があってどんどん夢に近づいていくし、舞妓が向いてなかった「キヨちゃん」だって料理を認められ、早々にまかない担当の台所を任されることになる。
キヨちゃんが作る料理のフードスタイリストは、飯島奈美さん。なので観ることにした。
舞妓さんちのまかないさんが作る料理は普通の家庭料理だけど、キヨちゃんは「屋形」というおうちで同居している人々、それぞれに合ったメニューを時折作って喜ばせる。パンプディングやマドレーヌのおやつも作るし、クリームシチューを応用してドリアにしてみたり。
舞妓さんたちを囲む周りの大人も、厳しさよりも優しくて温かく、ほんわかとしたドラマだ。
先輩のお姉さん芸子はちょっと怖いけれど、それでもユニークで良きセンパイ達。悪い嫌な人なんか誰ひとり…出てこないのだ。
でも、わたしにも女子寮生活の経験があるから…家族と離れて辛い寂しいことだってあるはず。ましてや修行の身ともなれば…と、ドラマではあえて描かれない部分に想像をふくらませた。
見えない部分が想像できたのは、あまりにもセリフ回しが自然でリアルだったから。リアルと言えば、歌舞伎役者さんや三谷幸喜もそのまんま出演していて、ちょっぴりドキュメンタリーのようでもあった。
京都の花街の美しさを見せてもらえるドラマだ。
昨日、みのちゃんがお休みだったので、ももちゃん散歩になんと大阪の能勢まで行って来た。大阪の山奥。広い自然公園で思いっきりももちゃんを遊ばせた。岩だらけの河原も歩いた。
わたしは例のごとく、道の駅で野菜や「よもぎ餅」を買ってきた。出石の新そばも。
今はキヨちゃんみたいに楽しく料理をしたいな、という気分。
キヨちゃんが料理だけでなく台所を可愛がっていたので、わたしも可愛がろうと改めて思った。
あ、かっぽう着のキヨちゃんはわたしのようでもあり、はんてん姿で買い出しに行くキヨちゃんは、みのちゃんの仲間だ!と思ったことだった。⤵
コメント