スポンサーリンク

沈黙のパレードにちびまる子ちゃん

本・映画

 昨夜のつづき。

映画館は商業施設の最上階にある。

みのちゃんの運転する車は、駐車場の7階まで一気にグルグル上って行った。

まずチケットを購入してから、1階に降りて晩ごはんを食べることに。

1階のフードコートに「喫茶ピノキオ」のブースができているではないの!

わたしはナポリタン、みのちゃんはカレーライスを食べることにした。それと、ケンタッキーフライドチキンを1本ずつ。みのちゃんは、デザートにチョコソフトクリームも。

ちなみに、仕事から帰って来たパパには、炒飯とラーメンセットを食べさせて来た。

お疲れの様子なので、一人になった方が気楽であろうと置いてきた。

上映の20時45分までに1時間ほどあったので、無印で買い物もした。

閉店間際の無印は、さすがに人が少ない…。滅多にこんな夜の時間に出歩かないからなあ…。きょうは夜遊びだ。

シアタールームに入っても、結局観客は5人だけだった。うれしいような寂しいような。

なので1番良さげな席を選んで、ゆったり離れて座った。

みのちゃんは、買ってきた小さなお菓子をチマチマ食べて娯楽感をかもしだしていた。

「沈黙のパレード」の感想は、あえて述べないが…。(上映中だしね。)

ストーリーに関係ないところで、わたしはグッときたところがある。

本屋さんでコミックを買おうとしている少女が、りぼんマスコットコミックス「ちびまる子ちゃん」を手にしているシーンがあって。

大抵の人は気がつかないくらいの「ちらり」感のちびまる子ちゃんであった。

でも、わたしは気づいて「ああ、まるちゃんが好きな普通の少女なんだな」と感じた。

悲しい話が終わって、KОH+(柴咲コウと福山雅治)の切ない歌とともにエンドロールが流れた。

わたしはエンドロールをきっちり見るタイプ。

監督、脚本など、これまでのガリレオシリーズと変わりないことを確認する。

すると、「ちびまる子ちゃん」さくらプロダクション のテロップの表示を見つけた。

それにグッときてしまったのだ。

たったあれだけのシーンだったのに、大切に扱われている感じ?

ガリレオでさくらももこに会えるなんて…みたいな感じ?

亡くなっても生きているのだなあ、という感じ…。

…わたしの琴線に触れたようだ。

毎週日曜日のアニメを、もう観ていないのは、わたしがさくらももこをそこに感じられないからだろう。それは、人それぞれの感じ方だろうが。

映画館以外の商業施設がすでに寝静まった中、駐車場の7階からグルグル一気に降りた。

目を回しながら、みのちゃんと映画の感想を言い合った。

みのちゃんは、ちびまる子に気が付いていなかった。

そんな些細な事だったのだ。

家に着いたのは0時前、久しぶりの夜遊びは楽しかった。

 先日、大橋歩さんのインスタグラムで。

とある雑誌の表紙の人が女優の常盤貴子で、本を読んでいるポーズなんだけれど。

その本が大橋歩さんの昔の本だったらしく。(装丁のイラストがが可愛いから!だと思う。)

歩さんが「あの素敵な常盤貴子さんが…わたしの本を!」と驚き喜んだことをアップしていたのだ。

さくらももこさんも、きっとそんな気持ちだろうな、と思ったのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました